アセットマネジメント海外事例調査
Social Issues
- つくる責任・つかう責任
Issue
課題
社会インフラの老朽化が加速度的に進行する日本
1970年頃に集中的に整備された社会インフラが、50年の耐用年数を経て、今後10年間で一斉に老朽化することが予測されています。国土交通省の報告によると、全国70万本の橋梁のうち、建設後50年を超えた橋梁は、2013年には18％ですが、10年後には43％に、20年後には67％となることが見込まれています。政府の財政難の中、社会インフラの効率的な維持管理が必要不可欠となっています。
Approach
解決方法
海外事例調査による
新規事業創出
インフラ・アセットマネジメントに関する海外の先進事例を調査しました。具体的には、米国や英国の道路、橋梁、水道のアセットマネジメントの事例を、①事業者の概要、②事業者の取組、③導入ソリューションの仕組、④ベンダーの概要、⑤導入効果の5つの要点で調査し、共通事項を抽出しました。新規事業機会の創出として、道路・水道等の社会インフラ領域における領域横断型のアセットマネジメント事業を検討していた某IT企業に対して、新規事業創出を加速させる示唆を提供しました。