ハワイ離島型スマートグリッド実証実験支援
Social Issues
- 気候変動
Issue
課題
スマートグリッド分野における日米の連携
2009年の国連気候変動サミットにて、2020年までに日本の温室効果ガス排出量を1990年比25%削減する目標を表明した。一方、米国ではスマートグリッドへの大規模な政府支援が推進されました。日米両国はエネルギー研究開発で連携し、CO₂排出削減の取組を共同で実施することに合意しました。
Approach
解決方法
ハワイでの日米共同実証実施の意義提言とプロジェクト具体化支援
イーソリューションズは、ハワイで実証実験を行う意義と、日米共同で実証実験を行う意義を整理し、経産省に提言しました。
まず、ハワイ島は、地球上の13ある気候帯のうち11の気候帯があり、熱帯環境から4,000m級の高山帯環境など多様な環境が混在すること、住環境も島ごとに多様であること、自然保護が進み、多くの生物固有種を保有していることなどの条件から、ハワイは地球環境の縮図ともいえる地域であることを示唆。
次に、日本が世界に誇る安定的な系統制御技術とアメリカが強みとする情報通信技術を共有・補完することで、ハワイのニーズである化石燃料へのエネルギー依存低減、ハワイでの実証実験をショーケースとして、日米両国の各都市、さらには日米以外の他国の都市へ展開できる可能性を示唆。
これらの提案をもとに、マウイ島における再生可能エネルギーの導入拡大を目的とした、EV活用による送配電系統制御の実証試験実施の支援を行いました。